こんにちは、船原です。
たまに経営者から
時間配分はどうすればいいか迷っていると、
相談を受けることがあります。
僕は事業を1人で立ち上げて、
ある程度までやって、
人を雇って、
ある程度までやって、
さらに組織化して、
ある程度までやっているので
段階、段階に応じて、
経営者の時間配分ってどうなるのか体験しています。
最初は、ほぼ職人ですよ。
一日中、リサーチ、梱包、発送です。
この過程が必ずしも必要とは限りませんが、
現実的に、1人で立ち上げると、
職人的な仕事をやる割合が大きいです。
というのも、
会社の利益を生み出しているのはこの職人的な仕事です。
管理職も起業家(リーダー)も
直接利益を生み出していません。
なので、
会社としてどの仕事が一番バリューが高いのかと考えると、
職人的な仕事です。
この部分が売上と利益を生み出していますからね。
起業当初はここに100%の時間を投入するのも無理ないです。
しかしながら、
やはり会社を大きくしていこうとすると、
職人が1人では難しいです。
どんなスーパー職人でも
1人と100人では、
売上、利益ともに100人の方が勝ちます。
(天才的な才能が求められる職種はこの限りではありません)
ということで、
売上をあげようと考えると、
どんどん職人的な人を雇用していくことになります。
最初は、
自分のその職人のうちの1人という感じでやっていくと思いますが
いつか、ふと、
「統率」とか「管理」とか「方向性」とか
そういうことに関して気を配らないといけないと感じるようになります。
というのも、
人はそれぞれ別人格を持っていて、
別の能力を持っているわけです。
みな、一様ではありません。
人が多くなれば、
その人をまとめ上げることが重要になってきます。
すると、
今まで職人ばかりしてきたら良かったのに、
管理することに時間配分を割く必要がでてきます。
だいたい、
このあたりでうまくいかない人が多いですね。
というのも、
起業する人って職人的には才能があるけれど、
管理するのが苦手って人が多いんですよね。
会社で、自分が管理されるのが嫌だったから、
起業して、自分の会社を作った。
・・・はずなのに、
今度は、自分が管理する側に回っちゃった。
なんということでしょう~♪
ということで、
起業して、ある程度人が入ってくると、
管理するための時間が必要になってきます。
ここに時間を割かざるを得ないし、
ここで時間を割かずに職人を放置しちゃうと、
結構大変なことになります。
船原も職人を放置したことがあり、
それはそれは大変でした。
職人的な仕事が楽しいのもわかりますが、
管理にも時間を割きましょう。
しかしながら、
実はこの管理の仕事って、
誰かにやってもらうことが可能です。
管理職を雇えば良いのです。
世の中、
職人的な仕事よりも管理の仕事が向いている人も多くいるので、
そういう人を雇って(基本的に収入は高い)
やってもらうというのもいいですね。
船原は、実はそうしています。
管理は苦手・・・自分すら管理できないタイプの人なので。
じゃ、船原は、何やってるの??
ということで、
今、時間を割いていることは、
「会社が何をやるのか?」
「会社がどこに向かうのか?」
「会社にはどのような人がいたら良いのか?」
ということです。
そこをずっと考えて、
調査して、
戦略を立てています。
ここがしっかりしていると、
管理者も職人も、
統一された意志を持って働いてもらうことができるかなーと。
そういう会社をつくりたいなーということで、
日夜、いろいろ悩んでいます・・・
ということで、
会社が成長するに従って時間配分は変わります。
そして、
自分が得意とする場所がどこかを考えて、
それ以外のところは誰かにやってもらうというのも
会社を成長させる1つの方法と思いますので、
そのあたり、ぜひ考えてくださいね。
追伸
「船原さんって、友達いるんですか?」
と、先日、言われました・・・
たしかに、
友達いないわ・・・
どうしよう・・・
仕事つながりの人とか、
従業員さんとか、
仲は非常にいいのですが、
では友達となるとどうなんでしょう。
うーむ、このくらいの年の人は、
みんな陥るところかもしれない。
友達のいなさ。
・・・しかしながら、
本当に少数、友達と呼べる人がいるので、
(学生時代の友達ですね)