こんにちは、船原です。
先日、
息子のお友達にお家にお呼ばれして、
小一時間子どもたちを遊びました。
・・・で、
息子のお友達のおじい様とおばあ様になぜか気に入っていただき、
いろいろとお話することができました。
お祖父様は弁護士して、
一瞬、どこかの弁護士事務所に入ったけれど半年で退社し、
ご自身で法律事務所を作り上げてきた方です。
そういう方から
「起業は大変だったでしょうー」
「若いのに起業して偉いですねー」
言っていただいたのですが、
そもそも起業って大変なのかどうなのか・・・
いや、
起業は本当に大変だと思うのです。
とにかく、初期はカネがない。
(今もないですが、初期よりは全然まし)
人材もいないし、ノウハウもない。
ないないづくしだけど、
お金を稼がないといけない。
会社設立して、
5年で85%が無くなり、
10年で94%無くなるみたいです。
起業するからには、
少なくとも自分が生きていけるくらいの金額を、
自分が生きている間は稼いでおきたいと思うのですが、
多くの場合は難しいということがわかります。
というか、
最初から無理ゲーなわけです。
・・・ただ
だから起業しないほうがいいというわけではありません。
起業したほうが圧倒的に経験値がつきます。
また、
1度や2度失敗したとしても、
3回目に大勝ちすればいいのが起業です。
失敗しても自己資産ゼロになるくらいでして、
破産すればゼロです。
マイナスにはなりませんが、
自分が身につけたノウハウや知識は残ります。
成功したら、それこそ文字通りの億万長者になれます。
マイナス方面が限定されていて、
アップ方面は青天井ですから、
勝負としてはやったほうがいいとは思います。
ただ、成功確率は低いので、
失敗しても諦めない情熱が必要になります。
さて、
ということで僕としては起業っていいなと思いますし、
僕自身、いつゼロになってもおかしくないくらい攻めているので、
それはそれで非常に楽しく、
自分のいろんな実力が毎日毎日モリモリ上がっていくことが実感できています。
・・・が、
「あー、こういう起業って良くないなー」
と思う起業って、やっぱりあります。
僕が勝手に
「勘違い起業」
と名付けている起業です。
勘違い起業の定義ですが
特に営業の人に多いです。
営業って、自分で売上が立てられる職種ですよね。
だから、
自分がいくら売ったのか、その結果どのくらい利益が出たのか、
大体わかります。
例えば、
「今月は500万円販売して、
原価率が40%だから
利益は300万円だな」
と把握できるわけです。
しかし、
給与明細を見ると、
そこには額面で42万円のお給料しかないわけです。
「300万の利益出したのに、
42万円しかお給料ないってどういうこと??」
となって、
「それだったら、起業して、自分でビジネスすれば
月収300万円で年収3600万じゃん!
いや、それどころじゃなく、
この営業スキルを誰かに伝授して、
フルコミで働かせれば、
自分が何もしなくても利益が入ってくるぞ!」
となるわけです。
そして、
多くの場合、こういう起業はだめになります。
まさに勘違い起業。
それはなぜか?
それは、
会社というのは「ものを売る」だけで成り立っているわけではないからです。
その営業マンが販売する商品は、
一体誰が作っているのか?
一体誰がマーケティングしたのか?
一体誰が運んでいるのか?
そして、その営業マンが活躍するために
一体誰がバックヤードでサポートしているのか?
そして、その営業マンが販売した顧客のサポートを
一体誰が行っているのか?
そういうことを考えると、
実は自分が出している利益の結構大きな部分が、
いろんなコストで消えていくことがわかります。
また、
そもそも売るものも何も無く起業しちゃうと、
自分自身がフルコミの営業マンみたいに、
誰かの商品を販売するだけの、
ある意味、都合のいい人になっちゃいます。
そうなるとどうなるかというと、
利益率も下がるわ、
コストも掛かるわ、
いろいろあるわで、
結局、夢の年収3600万にはならないわけです。
会社という組織の中で立てていた売上や利益を
独立してイチから自分があげられるのかというと、
それは結構難しいんですよね。
ということで、
そういう勘違いをして起業しちゃうと、
だいたい失敗します。
ただ、
まぁ、その失敗も糧にして、
最終的に成功すればいいんですけどね!
ということで、
もし、起業しようと考えている人、
特に、今やっている仕事と同種の仕事で起業したい人は、
今の自分の力のうちのどのくらいが、
会社の力に依存しているのかを考えるといいかなと。
ま、でも、
起業って、計算してやるものではなく、
どうしようもなくてやっちゃうもんなんですけどね。
いろんな意味で。
船原も起業以外の選択肢がほぼなかったので
起業した人です。
ということで、
息子の友だちのお祖父様にも
「いや・・・会社に勤める才能がなくて・・・
自分でやる以外になかったのです・・・」
と言っておきました。
僕はどちらかというと起業推進派で、
やりたい人はやっちゃっていいと思ってます。
マイナスは限定されていて、
アッパーは青天井。
ただ
いくら限定されていると言っても、
自分以外の家族を養っている人は、
いきなりゼロになっちゃったら大変なことになるとは思いますので、
きちんとリスクのヘッジをしておくべきですね。
例えば、
配偶者に1年分の生活費を渡しちゃって、
これは事業用には絶対使わないと決めてから起業すると、
失敗しても1年はいきていけますから、
その間に再起することも出来ますね。
ご参考に。