こんにちは。船原です。
この間、
コンサルティングを行っている際に、
こんな質問をいただきました。
「船原さんは、どのくらいの時間働いていますか?」
「意図的に、この時間、休もうと思うことはありますか?」
船原は基本的に、
起きている時間はいつも働いていると考えています。
というのも、
船原のいう「働く」というのは
パソコンに向かっている時間だけではなく、
セミナーを行っている時間だけではなく、
会社にいる時間だけではなく、
ビジネスについて考えている時間だけではありません。
自分を成長させたり、
自分を休養させたり、
そういう時間も全て働いている時間かなと考えています。
というか、
そもそも働くという概念自体が曖昧でして、
なにをもって働くというのかに関して、
意識していません。
ただ、
意識してとろうと考えている時間はあります。
それは
「会社に行かない」
時間です。
もっと言えば、
自分だけで考えることができる時間です。
社員の方には大変申し訳無いのですが、
船原は時折、会社に行きません。
船原がいなくても
会社は普通に回っていくので、
行かなくてもいいというのはあるのですが、
しかし、
会社に行くといろんな人に話しかけて、
いろんな事業について現実的に考えてしまいます。
それはそれでいいことと思うのですが
会社を経営しているものとしては、
それだけではダメな部分があります。
というのも
必ずしも、会社の進路は、
今やっていることの延長線上にあるとは限らないからです。
もし、会社にいって、
業務をバリバリやっていたら、
未来は今やっていることの延長線上にあると
無意識ながら確信してしまいます。
そして、
多くの場合、
短中期的には
会社の目的地とは
今やっていることの延長線上にあります。
だから、
目の前のことを会社に行ってコツコツとやるのは正解です。
しかし、
半年に一回、
いや
1年に一回でもいいので、
完全に現場から離れて、
いろいろと考え直す日を作ったほうがいいかなーと思います。
すると、
案外、思い込みで確信していたことが、
そうではないとわかることもあります。
その結果、
既存の事業をやめたり、
新しい事業を始めたりすることができます。
重要なのは、
いつもと同じことをしている時間に
このようなビジネスの整理を行うのは非常に難しいということです。
というのも
「今やっていることは重要だからやっている」
と、自分も含めて社内のみんなは思い込んでいるわけで、
整理するということは
それとは対極の作業になるからですね。
また、
こういった作業や考えをするのは
基本的には経営者の役目かなと思います。
もし、
ご自身のみで事業をやられている場合は、
自分の仕事です。
社員さんから自発的に声が上がってくるということは
ほとんどありません。
それは社員さんが悪いということではなく、
単に役割の分担の話かなと思います。
社員さんは
自分が与えられたミッションをこなすことにより
会社が成長していくような仕事をするべきです。
経営者は、
社員さんが与えられたミッションをこなすことによって、
会社が永続的に続くようにするべきです。
一人でやっている人は
それを兼務しないといけないので
ちょっと大変ですね。
ということで、
この文章は社員様に向けて
船原がたまに長期でいなくなることへの
言い訳のつもりで書きました(苦笑)
ちなみに
いなくなっているときも
スマホとパソコンがあれば完全に仕事が出来てしまうので、
いいのか悪いのかわからないですね。
ただ、
やっぱり今の仕事のことはちょっと置いておいて
ひとりになって
今後のことを考えることは非常に重要かなと思います。
ぜひあなたも
今の仕事とは完全に切り離された状態で
ひとりになって
考えてみる時間を
意図的に作ってみてくださいね。