こんにちは、
物販総合研究所の朝野です。
皆さんは問屋仕入れって知っていますか?
俗にいう『卸仕入れ』です。
卸問屋から商品を仕入れるので
格安商品を安定して仕入れができるので
僕は最強の効率化だと思っています。
ただ、これはあくまでも良い問屋から仕入れた場合の話で、
良くない問屋から仕入れる場合は
質の悪い商品を仕入れることになってしまうため
めちゃくちゃ注意しなければなりません。
質の悪い商品とはどんな商品かというと、
縦積みしないといけないのに利益率が低い商品とかですね。
縦積みというのは在庫を複数抱えないといけないということです。
在庫を複数仕入れるというのは
在庫リスクが上がるため、
それなりのリターン(旨み)がなければ
なるべく仕入れたくはないですね。
リターンというのは利益率が高いとか、
利益額が大きいとかそういうのです。
商品一つ一つをリサーチして見つけるわけではなく
発注すれば仕入れができてしまうため、
仕入れが気軽にできてしまうのはある意味危険です。
リスクとリターンを天秤にかけて
リターンの方が大きい場合に仕入れて、
リスクの方が大きい場合は仕入れを控える
というのを徹底しないといけません。
卸仕入れの失敗パターンは
不良在庫を抱えすぎてしまうことです。
売れると思って仕入れたけど
中々売れないなんてことはあるあるです。
仕入れる前に売れているか確認して仕入れているわけですから、
『売れないなんてことはないだろ!』
と思うかもしれませんがこれが意外とあるんです。
実際はKeepaを見ると商品自体は売れて入るけど
自分の在庫が売れてくれないとか、
販売したい価格では売れてくれないとかですね。
売れると思って仕入れたのに
結果的に不良在庫化してしまって、
大量に在庫を抱えて困っている
という方を僕はたくさん見てきました。
初心者であっても普通のせどりであれば
不良在庫化してしまう商品は多くはないですが、
卸仕入れだと不良在庫化してしまう初心者が
めちゃくちゃ多いです。
これは問屋仕入れだからというのが大きな原因で、
先ほど言った仕入れやすいというのと
仕入れがロット仕入れというのが理由ですね。
問屋によって発注ルールは違いますが、
初心者が仕入れする問屋の多くはロット注文が多いです。
ロット注文とは、
『1ロット10点』とか『1ロット20点』
1点ずつの仕入れができずに
10点ずつとか20点ずつ仕入れないといけない発注方法です。
1ロットが10点以上のことが多いので
1SKUにつき10点以上の在庫を抱えてしまうと、
色々な商品を仕入れていればあっという間に
100点以上の在庫を抱えてしまうことになります。
これがすんなりに売れてくれれば
大きな売上、利益になってくれますが
上手く捌けないことが初心者には多いです。
なぜ問屋仕入れについてお話ししたかというと、
これから年末商戦にかけて質の悪い問屋から
初心者に対して営業電話がよくかかってくるようになるからです。
問屋仕入れができるとなると
テンションが上がって冷静な判断が
できなくなってしまう人がいるかもしれません。
事前に注意しなければならない卸問屋について理解しておけば
被害に遭わずに済むかもしれません。
こちらの動画で悪質な卸問屋について解説してますので
必ず確認しておいてください!