こんにちは。
船原です。
今日は
「確実に利益を上げる方法」
についてお話します。
あまりにも確実すぎてビビるかもしれません・・・
それではいきます。
その方法とは??
ずばり
「コスト削減」
です。
「なんだ・・・」
と思って読み進めるのをやめないでください!
多分、あなた、ちゃんと出来てませんから。
だって、
コスト削減って本当にやればやるほど効果ありますからね
さて、
当社の場合
数年前から年商10億円以上を維持していますが
初めて10億円を達成できた年は
おもったより利益が伸びませんでした。
銀行からはまずまずの評価をもらいましたが、
やはり自分で立てた目標が達成できなかったことに
かなり失望しました。
ので、
ここ近年は売上アップよりも利益アップを考えようということで、
いろんなコスト削減に取り組んでいます。
コスト削減といったらネガティブな感じがありますが、
経営として考えると
削減できた分は100%利益が増えるので
とてもやりがいがあることと思います。
どういうことをするかというと
例えば
使っていなかったツールの課金停止
使っていなかったサービスの解約
外注さんの選別
というシンプルなことから
売上が上がっていなかった事業をやめる
人員の見直し
など、複雑なことまでやっています。
上記はいわゆる営業コストの見直しです。
大体月200万から300万円くらいの無駄コストをリストアップし、
リストされていたコストをある程度削減をすることができました。
無駄なコストがかなりあったので、
自分でも相当ショックです。
月に200万円削減できたら
年間で2400万円利益が伸びますからね。
相当なインパクトです。
また、
「これやっちゃったら売上がやばくなるんじゃない?」
とビビってしまってできなかったコストカットも
思い切ってやってみることにしました。
例えば、
アフィリエイト報酬の削減など。
楽天や自社ECですと
アフィリエイト報酬を設定できます。
このアフィリエイト報酬に結構な金額をつぎ込んでいました。
成約した金額に対して何%という感じで支払っていたのですが、
思い切ってパーセンテージを半分にしました。
これで超絶売上が減ったらどうしようとビビってましたが、
もちろん多少の減少はあるものの、
それよりもコスト削減の効果のほうが高そうです。
怖くてできなかったコストカットも果敢に挑戦すると
成功か失敗ができるのでいいですね。
挑戦しなければ、
そのコストが本当に必要なのかはわからないままでした。
上記でさらに100万円くらい削減できたっぽいです。
あとは終わりなき改善を行っていたとあるツールに
かなりのお金をかけていることがわかりました。
もちろん改善することは良いことと思いますが、
正直、そのツールはすでにかなりの完成度でしたので、
もう改善はほどほどにして
開発速度を緩めるようにしました。
主要機能はほぼ出来上がっていたので、
以前のようにお金をかける必要はありません。
ここもきちんと対処しないと
ずっと無駄金を開発者に払い続けることになってしまいますね。
これで月30万くらい削減できたはず。
あとは
超絶細かい削減もやるかどうかですねぇ・・・
例えば、
最近やったのは
オフィスで船原を含めて何人もの人が炭酸水を飲みます。
船原は1日1リットルくらい飲むので、
1ヶ月の半分、オフィスに行くと考えると10リットル位は飲んでいます。
そういう人が5人いると、
オフィスでの炭酸水消費量が半端ない量になります。
Amazonで安いのを買っても、
1リットル100円位するので、
1ヶ月で1万円くらいは炭酸水に使っているのでは??
ということで、
ソーダストリームという炭酸水を作るマシンを買いました。
このマシンを使うことで、
炭酸水が1リットル50円くらいで作れるようになりました!
これで月5000円の削減・・・
正直、
ここまで細かいコスト削減はしなくてもいいと思います。
実は炭酸水を毎回注文するのが面倒なので
ソーダストリームの導入はコスト削減云々以前に検討していたので、
今回のコストカットの流れで導入したと言うのもありますね。
(船原がそういうマシン好き)
細かいところよりも
大きなコストを重点的に見ていったほうがいいですね。
コピーは裏紙使おうとか、
こまめに電気消そうとか、
そういうのはそこまで効果ないです。
特に定期的に払っているものに関しては、
ぜひ勇気を出して考えてみてください。
税理士に月3万円払っているのは正当なコストなのか??
クラウド会計ソフトを入れれば1万円以内で出来てしまうはずなので、
そうなると月に2万円、年間24万円の無駄金を払っていることになります。
ここじゃないとダメ・・・
と思い込んでしまうのもよくありません。
例えば、
物販をやっている方ですと、
絶対にどこかの配送会社を使っていると思います。
今の配送会社は
本当に最安ですか?
例えば、
ウチもずっと佐川を使ってきましたが、
物によってはゆうパックや郵便局サービスのほうが安くなったりもします。
クロネコヤマトも面白いサービスを出しています。
主要キャリア以外に頼んだほうが
安い場合もあります。
(西濃とか福通とか)
当社は年間2000万以上国内送料を支払っているので、
これが10%削減できたら200万円の利益アップです。
なかなか10%は難しいのですが、
固定観念にとらわれずゼロベースで考えてコスト削減していくと、
道が開ける場合もありますね。
あと、
最近、当社がやろうと考えていることは
「工場の運営」
です。
というのも、
いろんな商品を特に中国から仕入れているのですが、
これって自分でも作れるのでは??という考えに至りました。
中国の工場って
ものすごく精密なことをしているかと思いきや
実はそこまですごいことをやっていない場合も多いです。
部品を買ってきて組み合わせているだけという工場も多いです。
もちろん、ある程度ノウハウは必要と思いますが、
自社で大量に販売する商品に関しては
自分で作れないかなー?と思って、
今、その方向で動いています。
そうすると製造原価が2,3割安くなりそうです。
年間で1億円くらい仕入れる商品もあるので、
その商品の仕入れコストが2割安くなたら
2000万円の利益増になります。
という感じで、
コスト削減はかなり奥が深いです。
ほぼすべての会社で無駄なコストはあります。
ですから
その無駄なコストを見つけて、
削減するだけで
確実に利益を上げることができます。
騙されたと思って
ぜひ自分の会社のコストに関して
ゼロベースで考えてみてください。